かつらは脱毛程度、使用目的などによって次のように分けられます。かつらは脱毛程度、使用目的などによって次のように分けられます。
1.メッシュの種類による分類
種類 | 特徴 |
メッシュウィッグ | 通気性に優れ、着用時に頭皮が涼しく快適。かつらを着用した状態でも髪を洗うことができ清潔。寿命が長く修理可能。一般人が使用するのに実用的。 |
スキンウィッグ (ヘアコンタクト) | 通気性がなく、着用時に頭皮が苦しい。敏感な頭皮の場合、トラブルが発生しやすい。着用のまま髪を洗うと水分が取れにくい。使用寿命が短く修理不可。特殊扮装などの撮影時に適している。 |
2.着用方法による分類
種類 | 特徴 |
ボンド接着方式 | 脱毛部分にボンドで附着する方法。頭皮が苦しく洗髪が不便で長く使用すると脱毛がさらに悪化する。 |
クリップ方式 | クリップを使い着け外しをするかつら。 |
テープ方式 | 脱毛部分に髪の毛がない場合、両面テープで頭皮につける。 |
3.脱毛の程度に分類
種類 | 特徴 |
全体 | 脱毛程度が深刻、または全体的な円形脱毛や薬物治療で一時的な全体脱毛時に使用。 |
部位 | M字型脱毛、O字型脱毛、頭頂脱毛など部分脱毛の場合、脱毛部位をカバーする。 |
4.使用目的(機能性)による分類
種類 | 特徴 |
がん治療用 | がん治療期間中に心理的な安定を図るために使用するかつら |
頭頂部用 | 頭頂部が薄い人が使用する。薄毛をカバーし、背を大きく見せる目的で使用する。 |
白髪用 | 白髪が目立ち髪染が不便なときに使用。 |
やけど用 | 傷跡部位をカバーする際に使用。 |
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